
こんにちは!鍼灸院ひなたの島津です!
10月に入り、朝晩はぐっと冷え込む日が増えてきましたね。過ごしやすい季節になってきた一方で、この時期になると当院にはある症状でお悩みの方が一気に増えてきます。
それが、「耳鳴り」「めまい」「耳の詰まった感じ(耳閉感)」といった、耳や自律神経に関するお悩みです。
「最近、なんだか耳がフワフワ・キーンとする」
「朝起きるとクラッとめまいがする」
「病院で検査しても『異常なし』『疲れのせい』と言われてしまった」
もしあなたが今、そんな不安を抱えているなら、その原因は「10月特有の激しい寒暖差」にあるかもしれません。
今回は、秋口に増える耳の不調のメカニズムと、今すぐできるセルフケアをお話ししていきます。
なぜ10月に「耳鳴り・めまい」が増えるのか?
10月は、1年のうちでも特に日中と朝晩の気温差(寒暖差)が激しい時期です。また、秋の台風や周期的な低気圧など、気圧の変動も大きく影響します。
私たちの体は、この急激な変化に対応しようと一所懸命に体温や血管を調整しようとします。ここで酷使されるのが「自律神経」です。
自律神経が過剰に働いて疲弊してしまうと、血管のコントロールがうまく利かなくなり、全身の血流が滞ってしまいます。
耳(内耳)は「血流の低下」にとても敏感です
実は、耳の奥にある「内耳(ないじ)」という部分は、体の平衡感覚や聞こえを司る非常に繊細な器官です。しかも、内耳には非常に細い血管しか通っていません。
そのため、自律神経が乱れて血流が悪くなると、まっさきに酸素や栄養が届かなくなってしまうのが「耳」なのです。
その結果として、
耳の中で「キーン」「ジー」と音がする(耳鳴り)
ぐるぐる・フワフワと体が揺れる感覚がする(めまい)
水が入ったように耳が聞こえにくい・詰まる(耳閉感 / 突発性難聴の初期サイン)
といった症状を引き起こしてしまうのです。
「放置は禁物!」チェックしておきたいSOSのサイン
耳の症状は「そのうち治るだろう」「ただの疲れかな」と我慢して放置してしまいがちですが、特に耳の聞こえづらさや急な耳鳴りは、早期に対応することがその後の経過を大きく左右します。
次のような症状があれば、体が限界を感じているサインかもしれません。
▢ 朝起きたときや、夕方疲れてくると耳鳴りが強くなる
▢ 天気が悪い日や、寒さが強い日にめまいがしやすい
▢ 首や肩のこりがひどく、頭が重たい感じがする
▢ ぐっすり眠れず、朝すっきり起きられない
▢ 病院(耳鼻科)で「異常なし」と言われたが、症状が続いている
ひとつでも当てはまる方は、自律神経の乱れから耳への血流が滞っている可能性が高いです。
自宅で今すぐできる!耳の血流を整える3つのセルフケア
「もしかして寒暖差のせいかも…」と思った方は、まずはご自宅で以下のケアを試してみてください。
1. 首元・足元を温める
首の後ろや足首には太い血管が通っています。ストールやレッグウォーマーを活用し、冷やさないようにしましょう。お風呂もシャワーで済ませず、湯船にしっかり浸かって深部体温を上げることが大切です。
2. 「耳引っ張りマッサージ」で血行促進
両耳の上のほうを軽く指でつまみ、上・横・下へと気持ちいい強さでじわーっと引っ張ります。最後に耳全体を手のひらで包むように温めると、耳周りの血流が一気に良くなります。
3. 就寝前のスマホを控え、自律神経を休める
夜遅くまでスマホの光を見ていると、交感神経が優位になり自律神経が休まりません。布団に入ったら深呼吸をして、リラックスした状態を作りましょう。
健康な状態で秋を過ごせるようにケアをしていきましょう!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました😁


