お悩み・自覚症状

朝に息子を抱っこしている際に首を痛めてしまった。
横になることや、首を動かすことができず、息子の抱っこもでくてどうしようもなくなり、ひなたを見つけ来院。
元々、慢性的に首・肩こりと腰痛がある。

(20代 女性)

施術内容と経過

初診
お話を伺うと、今朝起きた際から頚の痛みが強くなってきたとのこともあり、寝違えの可能性を考えた。
元々、頚肩こりは慢性的にあり頭痛、腰痛もある。息子さんが大きくなってきて、抱っこやおんぶによる負担も大きくなってきている。
首の動きを診ていくと、動きに伴い痛みがあり、運動制限もあった。
治療は首の緊急性が高いため、首を中心的に行った。首の筋肉を緩めるために手のツボなどを使用していくと、首の動きが楽になり、痛みも軽減し1診目の治療は終了。
治療後は動きによっては痛みがあるが、日常生活で支障が出るほどのものはなくなった。
首の痛みは3回の治療で予測した。

2診目
首は抱っこできるくらいに回復。寝ているときに首が痛むことがまだある。
前回より、痛みの強さが大きく減少し動きの制限は見られない。
首の回旋時に痛みがみられた。手のツボを使用し治療していくと、回旋時の痛みが首から肩に移動したため、足のツボを使用し治療は終了。
頚肩が軽くなり、動きでの痛みが消失した。

3診目
首の痛みが消失したが、抱っこをしている際に腰が痛む。頭痛もある。
腰を診ていくと、特に左の腰が痛むことが分かり前かがみになると痛みが誘発される。
治療は、足のツボを使用し腰の痛みが消失。首も痛みはなくなっているが、張りがあったためケアし頭痛も同時に治療し終了。
治療後、腰の痛みは消失し身体が全体的に軽くなった感じがするとのこと。

4診目
首の痛み、頭痛が出ることはなく、腰も痛みがなく生活を送れている。
運動時に、右足首を痛めた。右足首に体重を乗せると痛む。
治療は、全体のケアをし足首に重点を置いて治療していった。
治療後、足首の痛みは消失した。

今後も体の状態に合わせて、アを続けていく。

・主に使用した経穴(ツボ)
合谷、開魄、後頸、玉人

・考察とまとめ
寝違えは枕の高さ・硬さが原因と思いがちだが、慢性的な頚・肩の不調から自分の頚の状態が悪くなり枕が合わなくなるケースがある。
首が悪くなると枕を変えてどうにかしようとする人も多いが、自分自身の状態が悪いと枕を交換しても改善はしない。
また、子供の抱っこやおんぶによる頚、腰の違和感から、寝違えやぎっくり腰になることも多いのでケアが必要。
今回のケースも慢性的な首肩コリがあり、それが原因になったと考えられる。そこから、頸椎・胸椎の調節で筋肉の緊張を緩め改善がみられた。

以上

※施術の効果は個人差があります。

お客様の声

お客さまからいただいたメッセージ