お悩み・自覚症状

朝起きてから急に原因不明の歯痛

常に痛みがあり気になり苦痛を感じている。
ご飯を食べるとより痛みが増すため食欲が低下してしまっている。

(60代 女性)

施術内容と経過

・初診
検査
姿勢評価:軽度の巻き肩
動作確認:顎の動きに問題はない
触診:咬筋の硬さ 首の硬さ

治療
咬筋と首の硬さを取るため腕や背中のツボに鍼をしました。

〈治療後の変化〉
首や顎が軽くなり動かしやすくなった。
好転反応で一時痛みが強く出たが、半日もせず痛みは消失しご飯を食べれる様になった。

他の症状も寛解させていくため、定期的に通いメンテナンスをしております。

 

考察 : 急な右奥歯の痛みが主訴でしたが、歯そのものに異常は見られず、咬筋や首の筋緊張による関連痛が疑われました。問診と姿勢評価から、ストレスや巻き肩による無意識の噛みしめや上半身の過緊張が背景にあると考えられます。

腕や背中のツボを用いて筋緊張の連動を整えることで、局所の痛みを緩和し、食事ができるまでに回復しました。一時的に痛みが増したのは好転反応によるもので、体が回復に向かう過程の現れと考えられます。

主に使用したツボ
合谷 th4(1) 四犢

※施術の効果は個人差があります。