こんにちは。 鍼灸院ひなたの寺嶋です。

実はここ最近、ある一つの大きな挑戦をしていました。 それは「選択理論心理学」のテスト(試験)を受けるための勉強、そして本番の受験です!

日々の診療を終えて、働きながら時間を見つけて勉強する……というのは、想像以上に大変で、スケジュール管理の難しさを痛感する日々でした。

でも、大人になってからの勉強って、学生の頃の「テストのための暗記」とは全く違った面白さがあります。学んだことがそのまま自分の人生や、目の前の患者様との関わり方に直結するからこそ、テキストをめくるたびにたくさんの発見がありました。

今回の勉強を通じて、私は選択理論心理学をより深く、正しく理解することができたと感じています。

そして何より大きかったのは、自分自身の「ある癖」に気づけたことです。

選択理論では、批判する、責める、文句を言う、落ち込みを選択するといった「相手をコントロールしようとする関わり方」を【外的コントロール】と呼びます。 勉強を進める中で、「あ、私、無意識のうちにこの外的コントロールを使っちゃっていることがあるな……」とハッとさせられたのです。

「これが正しいのだから、相手もこうするべきだ」 そんな風に、自分の「正しさ」を相手に押し付けそうになっていた自分に気づくことができました。

人間には誰しも、生まれ持った【5つの基本的欲求(生存、愛・所属、力、自由、楽しみ)】のバランスがあり、心の中に大切にしまっている【上質世界(理想のイメージ)】は一人ひとり全く違います。

「相手には、相手の欲求のバランスがあり、相手の理想の世界がある」

それを本当の意味で理解できたとき、すーっと自分の持っていた「正しさ」を手放すことができ、驚くほど人間関係が楽になるのを感じました。相手をコントロールしようとするのをやめるだけで、心に心地よいゆとりが生まれます。

この学びは、私自身の人生を豊かにしてくれただけでなく、これからの臨床において、患者様のお力になれる大きな可能性を秘めていると感じています。

当院に来られる患者様の中には、お体の不調だけでなく、ご家庭や職場での人間関係に深く悩まされ、それがストレスとなって体に現れてしまっている方が少なくありません。

お体を鍼灸で調えることはもちろんですが、今後はこの選択理論心理学の視点を取り入れることで、患者様が抱える「人間関係のお悩み」を解決する小さなお手伝いもできるのではないかと思っています。

テストは無事に終わりましたが、私の学びはここからが本番です!

これからも、来てくださる皆様の心と体が少しでも軽くなるよう、学び続け、実践し続けていきますね。