こんにちは!鍼灸師の島津です!

9月に入り、少しずつ秋の気配を感じる日が増えてきましたね🍁

一方で、日中は暑いのに朝晩は肌寒かったり、台風や雨で天気がコロコロ変わったりと、気候の変化が激しい時期でもあります。

実はこの9月、患者さんからご相談いただくお悩みのひとつが「突然のぎっくり腰」や「急性腰痛」です。

「何も重いものを持っていないのに、ふと屈んだだけで腰が…」

「朝起きた瞬間から腰に激痛が走った…」

なぜこの季節の変わり目に、ぎっくり腰や腰の不調が急増するのでしょうか?

今回はその理由を身体の仕組みから分かりやすく解説し、ご自宅でできる簡単な予防法をお伝えします!

■ なぜ9月に「ぎっくり腰」が急増するの?

季節の変わり目に腰を痛めやすくなるのには、明確な3つのメカニズムがあります。

① 寒暖差による「筋肉のギプス化」

一日の寒暖差が7℃〜10℃以上になると、体温を調整するために身体は緊張状態が続きます。肌寒さを感じると身体は無意識にキュッと収縮し、血管が縮んで腰周りの血流が悪くなります。

血流が滞った筋肉は「冷えて固まったゴムバンド」のような状態になり、柔軟性を失ってしまいます。この状態で不用意に前屈みになったり捻ったりすると、固まった筋肉や筋膜が傷つき、ぎっくり腰を引き起こしてしまうのです。

② 低気圧・天候不順による「自律神経の乱れ」

9月は台風や秋雨前線の影響で気圧が大きく変動します。

気圧が下がると、身体の自律神経(交感神経)が過剰に優位になり、血管が収縮して痛みを感知するセンサーが敏感になります。さらに、頭痛やだるさと同時に身体の「防御反応」が働いて全身の筋肉が過剰に張ってしまうため、腰に大きな負担がかかります。

③ 夏の「隠れ冷え」の蓄積

「夏場はクーラーの効いた部屋にずっといた」「冷たい飲み物やアイスをよく摂っていた」という方は要注意です!

夏の間に身体の内側や足元に溜まった冷えが、9月の気温変化と重なることで一気に表面化し、腰や関節の負担となって現れます。

■ 今日からできる!「ぎっくり腰」を予防する3つのセルフケア

ぎっくり腰を未然に防ぎ、秋を快適に過ごすために、今日からできるケアを3つご紹介します!

1. お腹と腰周りを「冷やさない」

朝晩の冷え込み対策として、薄手のお腹を温めるウォーマー(腹巻)を活用したり、羽織ものを一枚持ち歩くのがおすすめです。特に寝ている間の冷え込みで腰が固まりやすいので、夜寝るときはお腹から腰にかけて冷やさない工夫をしてみましょう!

2. 朝起きたときの「プレストレッチ」

朝起きてすぐに急に立ち上がると、一晩で固まった腰の筋肉が悲鳴を上げます。

ベッドから起き上がる前に、仰向けのまま膝を抱えて胸に寄せるストレッチや、足を左右にパタパタと倒す軽めの運動を5秒ほど行い、腰周りの筋肉に「これから動くよ」と合図を出してあげましょう!

3. ぬるめのお風呂で血流をリセット

シャワーで済ませず、38℃〜40℃ほどのぬるめのお湯に10分〜15分ほど浸かりましょう。一日頑張った腰の筋肉の緊張が解け、自律神経もリラックスモード(副交感神経)に切り替わります。  

■ 一緒に予防して、快適で実りある秋を楽しみましょう!

「毎年この時期になると腰が重くなる…」

「一度ぎっくり腰をやったことがあって、また起こりそうで怖い…」

そんな不安を抱えている方も多いかもしれません。ですが、身体の仕組みを知って日頃から少しだけ意識を向けてあげれば、急な不調は未然に防ぐことができます!

日常のちょっとした予防とセルフケアを大切にしながら、寒暖差に負けない健やかな身体を一緒に作っていきましょう😊

今月も皆さまが元気に笑顔で過ごせるよう、しっかりサポートしていきますね!

今回も最後までお読みいただきありがとうございます😁