
こんにちは。鍼灸院ひなたの髙木です。
「ちょっとした段差でつまずいた」
「歩いていると、すぐ疲れてしまう…」
「早く歩けなくなった」
「姿勢が丸まってきた」
そんなこと、ありませんか?
患者さんからも「もう歳だからね〜」なんて言葉をよく聞きますが、実はそれ、“足の握力”の低下が関係しているかもしれません。
“足の握力”って何?
手の握力はよく聞きますが、足にも“握る力”があるんです。
それが「足の握力(足の指の力)」。
私たちは歩くとき、足の指で地面をつかむようにしてバランスをとっています。
この力が弱まると、つまずきやすくなったり、ふらついたり、疲れやすくなったり…。
でも、それを「歳のせい」にしてしまうのは、ちょっともったいない!
足の指、ちゃんと動いてる?
ちょっと試してみてください。
足の指、グー・パーできますか?
床に足をつけた状態で、足の指だけを動かす。
グーっと丸めて、パーっと開く。
これがしっかりできない人、実はとっても多いんです。
毎日しっかり使っているようで、実は意外と“さぼりがち”な足の指。だからこそ、日々のケア=“養生”が大切になってきます。
養生(ようじょう)ってなに?
「養生」とは、毎日の暮らしの中で体を整えること。
特別なことをしなくてもいいんです。
例えばこんなことが、足の養生になります
•湯船に浸かりながら足の指をグーパー10回
•歯磨きしながら、かかと上げ・つま先立ち
•物掴みゲーム
•タオルギャザー
•指あげ体操
こういった小さなことの積み重ねが、将来の転倒やケガの予防になります。
「変えられる年齢」があるって、素敵じゃないですか?
私たちは「年齢=衰え」と思いがちです。
でも本当は、「年齢=変化のチャンス」かもしれません。
今、足の握力を見直すことで、
これからの10年、20年を自分の足でしっかり歩いていけるかもしれない。
未来の自分のために、今日から“足”を労ってあげませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。