お悩み・自覚症状

コロナ渦で仕事や家庭環境(お子さんたちや奥さんもオンラインへ)の変化あり。
膨満感・げっぷ・咽の違和感(できものがあるような感じ)・食欲不振(消化の良いもの)・腸鳴あり内科に受診。検査するも異変見つからず機能性ディスペプシアと診断される。
1〜1.5ヶ月くらい内服すると症状がよくなり、断薬3〜5ヶ月は落ち着いているが症状が再び再燃する。というサイクルをずっと繰り返していた。
直近は8月下旬より症状有り。内服により状態は良くなっているが、根本解決になっていないと感じていたところに友人から鍼灸について聞き、HPを調べて9月に当院受診。

(40代 男性)

施術内容と経過

自律神経のみだれから消化器症状が先行。背部の張りも消化器症状と考え、施術を行っていった。
1回目の治療で季肋部に指が入るようになって、本人の自覚的にも少し楽になった模様。足湯、呼吸法、白湯をセルフケアとして提案。
2診目:前回の治療のあと少し食欲がでてきたとのこと。
3診目:特に可もなく不可もなくという感じ。爪の状態をみると血色がやや悪いのと下腹部に圧痛があった。
4診目:体調が良い感じがするとのこと。薬も辞めてみたが悪くならなかった。便はもともと2~3日に1回だったが緩くなったり逆に硬くいこともなかった。顔色がかなりよくなり、このあたりから肌のハリもでてきた。
その後も鍼をしていくと徐々に食欲、食べれるもののバリエーションも増えてきた。今では家族と外食や遠出もできるようになり、元の生活に戻りつつある。

使ったツボ【合谷、外関、手三里、中脘、関元、足三里、太渓、復溜、陰陵泉、三陰交、脾兪、胃兪、腎兪、次髎、肩井、天柱、肝兪、膈兪、肺兪】
特に腎気を高めるように施術しました。

※施術の効果は個人差があります。