お悩み・自覚症状

不妊治療をしている方が着床前にしてよかったと聞き、鍼灸を選んだ。
顕微授精自体は2回目。1人目のときに1回。2021年の4月くらい。今お子さんは2月で2歳。
旦那さんは出張が多い。
体調的にはむしろ出産前よりもよくて睡眠時間も7~8時間は寝れている。

(30代 女性)

施術内容と経過

初診時
1児を出産してから睡眠時間も取れていて体調としてはいいとおっしゃっていました。
施術をしていてもすごく冷えていたり、肩や首が凝っているかというとやや気になるくらいで、来院時から血流もそんなに悪くなさそうな印象でした。
ただ、子宮内の血流量は良くしておくことは大事なので、その旨を伝え、施術を開始しました。

2診目
特に体調が悪いということもなく、移植日が近かったので、子宮周りと仙骨周りの重要なツボを使いつつ施術しました。
お灸の宿題も追加。

3診目
お灸はできなかったけれど、代わりにドライヤーでツボを温めると足しか温めていないのに、全身も温かくなったとのこと。

4診目
病院に行って、陽性判定をもらったとの報告。
この方の目的は着床の確立をあげることだったので、ここで卒業されました。


考察・まとめ
第一子を出産される前の時に比べて、睡眠時間が7~8時間とれるようになって、血流も良い状態だったが、そこに鍼灸の施術も加わることでより着床へのサポートが効果的に効いたかと思います。


よく使用したツボ
関元・太渓・湧泉・三陰交・陰陵泉・腎兪・大腸兪・次髎

※施術の効果は個人差があります。

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