お悩み・自覚症状
主な症状は眼精疲労と首・肩の凝り。働き始めてから慢性的に感じており、特にPC作業やPCの持ち運びによる負担が肩こりの一因と考えられる。肩を動かすとポキポキと音が鳴ることもある。
眼精疲労は、眉頭にズーンと重たい感じが出るのが特徴で、仕事終わりには疲れが蓄積されてより悪化するが、朝目覚めた時には改善していることが多く、日によって繰り返し現れる。
(30代 女性)
施術内容と経過
・初診
検査
姿勢評価:軽度の巻き肩
動作確認:首左右斜屈曲、首前屈時に張りや違和感を感じていた。
<治療>
目の疲れには首肩の緊張が関係が深いため、まず首肩の緊張を緩める目的で肩甲骨間のツボに鍼をしました。
〈治療後の変化〉
慢性的に感じていた凝りが軽くなった。
・2診目
2日間のお休みで目元を使わなかったこともあり疲れを感じていない。肩の凝りも軽く調子が良い
〈治療〉
・前回よりも刺激量を入れ施術をしました。
胸鎖乳突筋の硬さや後頭下筋群の硬さがあり手のツボや腰部、下肢に鍼をしました。
〈治療後の変化〉
・首後ろの硬結が消失しました
3〜4診目
〈状態の変化〉
眼精疲労も肩凝りも感じずに過ごせている
触れた際にも筋肉の柔らかさがありました
〈治療〉
首や肩の凝りをさらに無くすため遠隔の手足、肩甲骨に鍼をしました。
仕事の集中力が上がり日常生活が楽になったことを実感されています。
元に戻らないように引き続き 定期的に通いメンテナンスをしております。
考察 : 目の疲れには首の緊張がとても関係が深く、日常のデスクワークやpcの入った重い荷物の影響で凝りの蓄積が今回の辛い症状を引き起こしたのだと考えられます。
後頚部・頚背部の強い緊張を取るため手足、肩甲骨などをツボを使用し症状を緩和させました。
主に使用したツボ
合谷 太陽 巨骨 th2(3) th6(3) 承筋
※施術の効果は個人差があります。