お悩み・自覚症状
第1子の妊娠中。産休に入り気分の浮き沈みと息苦しさが出現。息苦しさから体がぞわぞわし始めると数時間続いてしまう。
(20代 女性)
施術内容と経過
接触鍼とてい鍼を用いて、前胸部・頭部・背部・四肢の反応部に施術。
肩を中心に力が抜けない様子だったため、一部台座灸と知熱灸を併用し、 不快な症状緩和に向けた施術を行う。
腹部の圧迫感を考慮し姿勢は主に座位と側臥位で実施する。
初回の施術より、心身の症状の軽快が確認できた。不安感の背景として、産後育児やその見通しへ不安もあったため、出産への準備や社会資源の活用方法なども必要時情報提供した。
■まとめ
鍼灸施術により血流を改善し、自律神経を整えることで症状の軽減を図る中で、未来に向けて具体的に計画できる本来の自己に戻っていくことができた。鍼灸はお気持ちに対するアプローチにも有効であることを改めて感じた。
※施術の効果は個人差があります。