お悩み・自覚症状

出版社で働かれていて、肩の痛み、首の痛み、若干頭痛を持っていました。
元は営業、ここ2年くらいは編集部へ。
5月から9月にかけて残業や、休みの日も働く日があったりと忙しくプライベートの時間もなかなか取れなかった、忙しさが一旦落ち着いた時に気持ちが沈み込んだ時期がある。
生理前はPMSで落ち込むことがよくあった。

(30代 女性)

施術内容と経過

【施術】
○初診
本当に頚と肩が凝ってガチガチの状態でした。睡眠の質もそんなによくはなく、PMSで落ち込みを感じやすいとのこともあり、自律神経の乱れも感じられましたので、初診は肩と首の治療は少しにしてまずは睡眠の質を整えるところから始めていきました。その際にセルフケアで呼吸法をお伝えしました。

○2診目
前回終わってスッキリした感じがわりと続いたとのこと。身体を診ていくと後頚部の硬さはそんなに強くなく、斜角筋や、胸鎖乳突筋あたりの凝りの方が気になった。
そちらをメインに施術していきました。

○3診目
10日空いてしまったためか、肩がガチガチに戻っていく感覚があったとのこと。また、3日くらい寝つきの悪い日があったとおっしゃっていたので、診ていくと、胃経や脾経のラインが冷えていたのでその日は胃経と脾経を補うのをメインに治療していきました。足元が冷えていたので足湯をしてもらうようにお伝え。

○4診目
肩こりが気にならなくなってきた。そして頭痛がほとんどなくなった。足が冷えにくくなり睡眠の質もよくなってきたとのこと。

○5診目~現在
肩こりは気にならなくなっていたものの、少しづつ間隔をあけるタイミングでやや不安定さはあったが、10診を超えた今では肩こりになっても自分の力で元に戻る感覚を感じていらしたり、頭痛、生理痛、PMSでの落ち込みはかなり減った。
月経血の色が鮮やかになってきたとも仰っていて、かなり血流が良くなってきていることが分かります。

【考察・まとめ】
この方の場合、肩こり、首コリ、生理痛の原因はおおよそ血流の悪化からきていたようで、血流を悪くするようなものを取り除いたり、血流を良くするための呼吸法や足湯を取り入れたことにより、症状がかなりいい方向に向かったと思います。

【よく使用したツボ】
三陰交、陰陵泉、関元、腎兪、次髎、肝兪、膈兪、天柱など

※施術の効果は個人差があります。

関連記事

「●●」「●●」に関連する症例をご紹介します。

忙しくなると胃腸症状がでてきてしまう症例
続きを見る

元々、忙しいと胃腸に症状がでやすく、来院2週間前から下しやすくなっていた。

第1子の妊娠中、産休入りの気分の浮き沈みと息苦しさが改善した症例
続きを見る

 第1子の妊娠中。産休に入り気分の浮き沈みと息苦しさが出現。息苦しさから体がぞわぞわし始めると数時間続いてしまう。

1ヶ月4回の施術で下腹部痛と頭痛が改善した症例
続きを見る

来院の3日前に頭痛と胃の痛みがあり、翌日には背中の痛みも出てきた。頭痛と胃痛は治まってきたが、背中の痛みが強くなってる。来院当日は、主訴以外に下腹部の痛みと左足のしびれがあり。デスクワークの仕事の為、

学業と仕事の疲れにより自律神経が乱れ顎の痛みなどの症例
続きを見る

自律神経が乱れていて、リラックスができていない状況。 症状として、顎の痛み、頭痛、下痢、寝違えたような頚の痛みがある。