お悩み・自覚症状

過眠や日中の眠気、眼精疲労、全身のだるさ、めまいといった症状を訴えて来院されました。
先週一度体調が回復しましたが、再び昨日から症状が再発し、仕事を休まざるを得ない状況が続いていた。

体調の変化には日内変動が見られ、午前中は特に体調が悪く、お昼を過ぎると一時的に体調が整うものの、夜になると再び悪化する傾向があります。7時間ほど睡眠を取っているにもかかわらず、起床時にだるさや頭痛を感じることがあり、十分に休めていない感覚が続いていました。

また、ご飯を食べた後にお腹の張りを感じることがあり、これも不快感の一因となっています。さらに、仕事の環境では、組織変更が頻繁に行われることや、伝えたことが改善されない状況が続くことで、ストレスやイライラ感が増加していると話されました。

(20代 男性)

施術内容と経過

【初回】
症状や所見(弱い脈、お腹全体の張りなど)から、交感神経が過剰に優位になっている可能性が高いと考えました。
交感神経が優位になると、ストレスや緊張により血流が滞り、消化機能が低下し、お腹の張りや冷え、だるさなどの症状が現れやすくなります。また、脈が弱いのは末梢の血流が不足していることを示唆しており、全身的な緊張状態が影響していると考えられます。
なので、手や足のツボを用いて、全身の緊張を緩和し、リラックスを促す治療を行いました。

【2〜3診目】
引き続き、初診と同様の施術を行い、背中の治療も追加しました。経過は良好で、「午前中ずっと感じていただるさが、朝起きたときには感じなくなったが、少し時間が経つとだるさが出てしまう」との報告がありました。しかし、「朝の目覚めが以前とは違う」と自覚するようになり、改善の兆しが見られています。

【4診目】
前回と同様の治療を行いました。少しずつ自律神経のバランスが整い始め、「めまいがなくなってきた」との報告がありました。症状が改善してきたことで、仕事を頑張りすぎてしまうことがあるとのことで、身体への負担を考慮した過ごし方についてアドバイスをお伝えしました。

【5〜7診目】
初診時に抱えていたお悩みが解消され、経過は順調とのことです。「仕事や奥さまとの生活を楽しめている」とのお話を伺い、一緒に喜びを共有しました。現在は治療の間隔をあけながら、メンテナンス目的でご来院いただいております。

【考察・まとめ】
自律神経の乱れが多様な不調の原因となっていたと考えられます。ストレスや生活環境の影響により、交感神経が優位な状態が続いていたことで、体内の血流やエネルギー代謝が低下し、全身の不調を引き起こしていたと思いました。
鍼灸治療により、自律神経のバランスを調整することで、血流が改善し、体の緊張が緩和され、症状の緩解につながったと考えられます。特に、手足のツボを用いた全身調整が効果的であり、仕事に集中でき、プライベートも充実した生活に戻り私も嬉しく思います。

【よく使ったツボ】
足三里 外関 気海 中脘

※施術の効果は個人差があります。

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