お悩み・自覚症状

5月下旬:胃の痛み→内科(逆流性食道炎)
7月下旬:不眠(横になると、上半身が熱くなり、バクバクしてくる)ほとんど寝られない日が1週間続いた
8/10(土):に心療内科、睡眠導入剤→3~4時間寝られるようになった
薬を飲んでいても体調に変化がないので鍼灸に。

症状としては

不眠、逆流性食道炎、胃の存在感、動悸、肩・背中の痛み、ソワソワ感、体調不良への不安感。

本当に辛く、小学生のお子さんも心配するほど。
今までこういうことなかったのでこの先もこんな状態だったらどうしようという不安

(40代 女性)

施術内容と経過

【初診】
今まではこんな症状もなく普通に過ごせていたからこの症状がいつまで続くのだろうかという不安が大きい状態でした。
症状としては不眠、胃の痛みや張り感、そこから食欲も落ちているとのこと。
本人的にはストレスを感じていないということでしたが、体を見ていくと緊張が強かったのでストレスの処置もしつつ、胃腸の処置をしていきました。

【2〜5診目】
最初はあんまり変化はなかったが、少しずつ寝つきや、呼吸の深さに変化を感じてきているとのことで、少しずつ刺激量も増やしていったり、処置もその時の症状に合わせて変えていきました。
また病院でのお薬の服用もしながらだったのでお薬の効果も相乗してたと思います。

【6〜12診目】
少しずつ睡眠の質が良くなってきたとのこと。
また11診目ごろには胃腸の方にも変化を少しずつ変化を感じ始め、お腹の張る感じが緩やかになってきたり、痛みが出てくる頻度も減ってきたとのこと。6割くらい良くなってきている。
養生も変えてもらったりし、鍼灸と養生でコントロールが少しずつできていったように思います。

【13〜20診目】
お腹が気にならなくなってきて首の硬さや凝りに気づくようになってきました。
首こりも取りつつ、胃腸の治療もしていき、6割だったのが7割、8割と徐々に良くなってきました。
3ヶ月ほど経った頃でもあり、娘さんと遊園地にいった時も長時間外にいて、外食だったが体調悪くなることなく楽しく過ごせたとのこと。

【それ以降、現在】
今ではどんな食べ物も割と制限なく、食事を楽しめたり、家族との旅行や外出、普通の日々を送れていることが何よりも幸せとお話ししてくださっています。
今では2週間に1回ほどになり、メンテナンスの方向性に向かっております。

【考察・まとめ】
胃腸の症状に対する治療は時間がかかりやすいですが、本人が治したいという気持ちで養生に取り組んでいただいたり、1回1回どのくらいどんな風に変化があったかをお聞きし、教えていただいたことで効果的に治療ができたと思います。
睡眠の質も胃腸の症状と関係が深いのでそこが少しずつ改善されていったことも良かったと思います。

【よく使用したつぼ】
合谷、開魄、陰陵泉、曲泉、胃兪、脾兪、次髎など

※施術の効果は個人差があります。