こんにちは。鍼灸院ひなたの寺嶋です。

先々月にビジネス選択理論心理学の検定の3級のテストを受けまして、合格通知が来ました!!

選択理論心理学を学べば学ぶほど、面白く、皆さんのお力にもなれるのではないかと思い、今日はその選択理論心理学についてまとめてみようと思います。

選択理論心理学(Choice Theory)は、アメリカの精神科医ウィリアム・グラッサー博士が提唱した心理学です。

一言で言えば、「すべての行動は自らの選択である」という考え方に基づき、人間関係を改善し、より幸せな人生を送るための実践的な心理学です。

核心となる思想:2つの対比

選択理論を理解するうえで最も重要なのが、従来の心理学との考え方の違いです。

  • 外的コントロール(従来の考え方)
    • 「人は外からの刺激(他人の言動、環境、報酬や罰)によって動かされる」という立場。 
    • 相手を思い通りに変えようと「批判する」「責める」「脅す」などの行動をとるため、人間関係を破壊しやすいとされます。
  • 選択理論(グラッサーの立場)
    • 「他人を変えることはできない。変えられるのは自分の行動だけである」という立場。 
    • 人の行動はすべて内側から動機づけられており、自分が選択したものだと捉えます。 

選択理論を支える4つの基本概念

🔸 5つの基本的欲求

人は生まれながらに、脳の遺伝子レベルで以下の5つの欲求を持っているとされます。どの欲求が強いかは人それぞれ異なります。

  1. 生存の欲求: 睡眠・食事・安全・健康・リスク回避を求める。 
  2. 愛・所属の欲求: 他者と愛し合い、良好な関係を保ち、集団に所属したい。 
  3. 力の欲求: 承認されたい、貢献したい、成果を上げたい、他人に勝ちたい。 
  4. 自由の欲求: 束縛されず、自分の意思で選択・決定したい。 
  5. 楽しみの欲求: 好奇心を満たしたい、学びたい、ユーモアを楽しみたい。 

🔸上質世界(理想のイメージアルバム)

自分の「5つの基本的欲求」を満たしてくれる大好きな「人・物・価値観・場所」などのイメージが保存されている脳内の記憶スペースです。

人は常に、「現実」を「上質世界の中にあるイメージ」に近づけようとして行動選択を行います。

🔸全行動(車の例え)

私たちの行動(全行動)は、「行為」「思考」「感情」「生理反応」の4つの要素が同時に動く「自動車」のようなものと例えられます。

  • 前輪(自分で直接コントロールできる): 行為(体を動かす・話す)、思考(考える) 
  • 後輪(直接は動かせず、前輪に連動して動く): 感情(怒り・悲しみ)、生理反応(心拍数・発汗) 

ポイント: 落ち込んだ感情(後輪)を直接変えるのは難しいですが、前輪である「行為(散歩するなど)」や「思考(考え方を変えるなど)」を選択・変更することで、結果的に感情や体調もプラスに変えることができます。

🔸創造性

求めているものが得られないとき、脳が新しいアイデアや行動パターンを生み出す働きのことです。

どう活用されているか?

  • 人間関係の改善(夫婦・親子・友人):
    「相手を変えよう」とするのをやめ、お互いの欲求の違い(上質世界の違い)を尊重し合うことで良好な関係を築きます。 
  • ビジネス・マネジメント(リードマネジメント):
    力や恐怖で支配する(ボスマネジメント)のではなく、部下の欲求を満たすサポートをして内発的動機づけを引き出すマネジメント手法として使われます。 
  • カウンセリング(現実療法/リアリティセラピー):
    「過去や他人は変えられない。今、自分に何ができるか?」に焦点を当て、クライアント自身がより良い行動を選択できるよう支援します。

特に人間関係を良くするためには自分自身と相手の5つの欲求と上質世界を知ることが重要です。

またそれらを満たす関わりをすることができると大切にしたい人とのいい人間関係を育んでいくことに繋がります。

皆さんのお力に少しでもなれればと思います☺️もっと詳しく知りたい方はぜひお声がけくださいね!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!!