
こんにちは!鍼灸院ひなたの島津です!
今回はアトピー性皮膚炎の鍼灸治療についての特徴や、注意点などを書いていきます。
アトピー性皮膚炎とは
アトピー性皮膚炎は、湿疹が左右対称に現れやすい疾患で、年齢によって好発する部位が異なる特徴があります。寛解と再発を繰り返す傾向があり、頻度は少ないものの、思春期や成人になってから発症するケースもあります。原因としては遺伝的な素因やIgE抗体を産生しやすい体質が関与し、血液検査でアレルギーの指標を参考にすることが可能です。
症状の好発部位と注意点
症状が現れやすい部位は、前額、耳介周囲、四肢関節部、眼囲などがあげられます。汗がたまりやすい場所や髪の毛の影響を受けやすい部位に症状が出ることが多いため、汗が悪化要因になることが多いです。また、アトピー性皮膚炎の治療は長期にわたる可能性があります。
東洋医学からのアプローチ
東洋医学では、皮膚は内臓の鏡と考えられており、五臓と生理物質の状態が皮膚に大きな影響を与えるとされています。症状は、風熱証、風湿証、風寒証、気血両虚証に分類され、それぞれに対応した治療部位や方法が存在します。例えば、風寒証には太谿と腎兪の灸が有効とされ、気血両虚証には三陰交や気海のツボが使われます。気を補うことや、温めることが治療とし有効になるケースもあります。
また身体のストレスである、凝りや張りは自分ではストレスや負荷と感じていなくても、身体としてはストレスになっておりその積み重ねでの症状の悪化が考えられます。
鍼灸治療では心身両面のケアを行うことができることも特徴的です。
治療のポイント
治療の際には患者さんに日常の癖や行動についても意識してもらいます。特に掻破行動(無意識に掻いてしまう行動)が症状の悪化要因となることがあるので意識してもらう必要があります。また、掻いてしまいがちな状況(ストレスや乾燥など)を把握してもらうことで、症状の改善につなげることが可能です。
まとめ
アトピー性皮膚炎は多様な因子が関与する疾患であり、治療には根気が必要です。鍼灸治療を通して、患者さんの症状の軽減や体質改善を目指し、患者さんと共に前向きな治療を進めていきたいと思います。
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