こんにちは!鍼灸院ひなたの島津です。
季節の変わり目になりみなさんご体調はいかがでしょうか?
今回はコリができる理由になって書いていきたいと思います。
体のコリができる理由とは?~張力のバランスと筋肉の関係~
「大人になって肩が凝るようになった」「首や肩が動かしづらくなった」など、年齢とともに体のコリを感じるようになる方が多いと思います。特に学生時代には感じなかった体の硬さや不調に悩まされることも増えてきますよね。では、なぜ年齢を重ねるとコリが生じやすくなるのでしょうか?
私たちの体は、赤ちゃんの頃には柔らかく、動くことができません。歩いたり、寝返りを打ったりできるようになると、体はどんどん動きやすくなりますが、それと同時にコリが生まれる原因となる「張力」という力が働き始めます。
コリの正体とは?
コリとは、筋肉にかかる「張力のバランス」が崩れることで発生します。ここでいう「張力」とは、筋肉が引っ張られる力のことを指します。この張力がバランスよく保たれていると、筋肉はしなやかに動きますが、張力が乱れると筋肉がうまく動かなくなり、硬く感じることになります。
赤ちゃんの頃は、体が柔軟で動きが少ないため、張力が過剰になることはなく、コリを感じません。しかし、大人になると体が自由に動けるようになり、さまざまな動きに伴って張力が発生します。これが過剰になると、首や肩にコリとして現れるのです。
体のコリと年齢の関係
年齢を重ねることで、筋肉の柔軟性や血流が低下し、血管が硬くなることも影響します。これにより、筋肉が硬直しやすくなり、張力が乱れやすくなります。その結果、肩こりや首こり、背中のこりなど、体のあちこちで不快感を感じることが多くなるのです。
鍼灸でのアプローチ
鍼灸治療は、筋肉の張力の乱れを整え、血流を改善することでコリを解消する方法の一つです。
また鍼灸治療では張力の起点のツボに対して鍼をして柔らかくすることで、コリの改善をすることができます。コリがなくなるということは若かえりにを同じような作用になるのでアンチエイジングにも良いと言われています。
体の悩みがありましたらお気軽にご相談下さい。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!