こんにちは。鍼灸院ひなたの髙木です。
寒い冬に欠かせない「使い捨てカイロ」。でも、「どこに貼れば効果的なの？」と悩んだことはありませんか？
なんとなく腰や背中に貼る方も多いですが、ツボを意識することでさらに効果がアップします！
今回は、目的別に効果的な貼り方や注意点を解説します。
①風邪予防
背中の「風門（ふうもん）」
肩甲骨の間にあるツボで、風邪の侵入を防ぐポイントです。
ここは太い血管が通っているため、全身の血行がよくなり、冷え症改善が期待できます
②腰痛対策
「命門（めいもん）」
おへその真裏で腰の中心。
体を芯から温めたい時に有効です、寒い日は、風邪の予防の「風門」と合わせて使うのもオススメです。
「腎兪（じんゆ）」
命門から指2本分外側。冷え性や腰のだるさ改善に効果的。
③ 腹痛・下痢・お腹の冷え対策
下腹部の「関元（かんげん）」
おへそから指4本分下の位置。胃腸トラブルの早期回復におすすめ。
④生理痛対策
「仙骨（せんこつ）」
腰の下、お尻の割れ目の上にある三角形の骨。温めることで骨盤内の血流が良くなり、生理痛が和らぎます。
注意点
・肌に直接貼らない！
肌に直接貼らないようにするのは基本中の基本ですが、タイツや、薄手のぴっちりとした靴下の上から貼るのも避けてください。熱が集中して肌が低温やけどを起こすリスクが高まります。
冬を暖かく快適に過ごすために、ぜひ使い捨てカイロを効果的に活用してみてください！どの場所に貼るのがベストか、ぜひ参考にしてみてくださいね。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
