
こんにちは!
鍼灸院ひなたの高木です。
「今日こそ甘いものを控えよう!」
そう思っていたのに、仕事帰りにコンビニのスイーツコーナーを通ったら…気づけばプリンとシュークリームを手に持っている。
「ちょっとだけなら…」と思ったら、あっという間に完食。
こんな経験、ありませんか?
実は、甘いものがやめられないのは意思が弱いからではなく、脳の仕組みが関係しているんです。
今回は、甘いものを食べたくなる理由や、健康への影響、そして賢い付き合い方についてお話しします!
1、どうして甘いものがやめられないの?
「自分は甘いもの依存かも…」と思っている方、多いと思います。
でも、それはあなただけじゃありません! その理由は、砂糖が脳をハッピーにするからなんです。
① 砂糖が脳に与える快感
甘いものを食べると、脳から「ドーパミン」という快楽物質が分泌されます。
このドーパミンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、食べた瞬間に「美味しい! 幸せ!」と感じさせる働きをします。
でも、問題はそのあと。
砂糖を摂ると、一時的に血糖値が急上昇します。
その後、急降下することで「また甘いものが欲しい!」という状態に。
つまり、甘いものを食べれば食べるほど、また食べたくなるというループにハマるんです。
2.甘いものを食べすぎるとどうなる?
「でも甘いものって美味しいし、別にちょっとくらいなら…」と思いますよね。もちろん、適量なら問題ありません!しかし、摂りすぎると体にさまざまな悪影響を及ぼします。
① 生活習慣病のリスク
アメリカ心臓協会(AHA)によると、1日の砂糖摂取量の目安は
•女性:25g(ティースプーン6杯)
•男性:36g(ティースプーン9杯)
しかし、実際の摂取量はその2〜3倍にもなると言われています。
砂糖の摂りすぎは、肥満・糖尿病・高血圧・脂肪肝などの生活習慣病のリスクを高めます。
② 免疫力の低下
「風邪をひきやすい」「なんとなく疲れが取れない」と感じる人は、砂糖の摂取量が関係しているかもしれません。
研究によると、砂糖を摂取すると白血球の働きが低下し、免疫力が弱まることがわかっています。
③ 腸内環境の悪化
砂糖は腸内の「悪玉菌」のエサになります。
その結果、腸内フローラのバランスが崩れ、便秘・下痢・肌荒れの原因になることも。
- 甘いものとうまく付き合う方法
甘いものを完全にやめるのは難しいですよね。そこで、無理なく砂糖を減らす工夫をご紹介します!
① 低糖質スイーツを活用
最近は、ロカボスイーツ(低糖質スイーツ)が増えています。
コンビニやスーパーでも「糖質オフプリン」「砂糖不使用チョコレート」などが手に入るので、活用してみましょう。
② 甘いものを食べるタイミングを工夫
空腹時に甘いものを食べると血糖値が急上昇するので、食後に少し楽しむのがベター!
また、ナッツやチーズと一緒に食べると、血糖値の上昇がゆるやかになります。
③ 砂糖の代替品を使う
•はちみつ・メープルシロップ(GI値が低め)
•天然甘味料(エリスリトール・ステビアなど)(血糖値にほぼ影響なし)
特にエリスリトールは砂糖の代替として優秀で、糖質ゼロなのに甘みを感じられます。
甘いものとうまく付き合いながら、健康的な体を手に入れましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。