こんにちは。鍼灸院ひなたの髙木です。

新緑のまぶしい5月。過ごしやすく、外に出る機会も増えてくるこの季節ですが、実はお肌にとっては注意が必要な時期でもあります。

最近、こんなお悩みはありませんか?

■ 5月に増える肌トラブル
• 紫外線でシミ・くすみ・ごわつきが気になる
• 花粉・PM2.5・黄砂によるかゆみ・赤み・ざらつき
• 汗ばむ日が増えて毛穴や皮脂トラブルが目立つ
• 昼夜の寒暖差で乾燥・敏感肌になる
• ストレスや疲れでニキビや肌荒れが出やすい

お肌は季節の影響を受けやすく、「体の内側の不調」が肌表面に現れる“鏡”でもあります。

■ 東洋医学では「肺」と「脾」がカギ!

東洋医学では、お肌=肺の状態のあらわれとされ、「潤い」と「バリア機能」を守る働きがあります。
また、「脾」は栄養を肌まで運ぶ役割があり、脾が弱ると肌の栄養不足・乾燥・くすみに繋がります。

5月は寒暖差や紫外線の影響で、肺と脾がダメージを受けやすく、肌が揺らぎやすい時期といえるのです。

■ 5月におすすめの肌ケア3つ

  1. 保湿+日焼け対策を“セット”で考える
     → 紫外線はバリア機能を低下させるため、日焼け止め+しっかり保湿で土台を守りましょう。
  2. 「食べすぎ」「冷たい飲み物」に注意
     → 脾胃を弱らせると肌に栄養が届きません。冷たい飲料・脂っこい食事は控えめに。
  3. ストレス・疲れを溜めない工夫を
     → 睡眠やリズムある生活は、肌トラブルの予防に直結します。湯船や深呼吸もおすすめ。

■ 鍼灸でできる“肌の土台”ケア

お顔に直接鍼をする美容鍼だけでなく、全身の巡りを整える鍼灸も肌にとても効果的です。
•肺経・脾経を整えて、潤いと栄養の巡りを改善
•ストレス・自律神経の乱れを整えて肌荒れ予防
•冷え・むくみを取って、透明感のある肌に

「最近、肌の調子が安定しないな…」という方は、内側から整えるケアを始めてみませんか?

■ 最後に

5月は肌の変化に気づきやすいタイミング。
トラブルが起きる前にケアすることで、夏に向けて強いお肌を育てていくことができます。

外側だけでなく内側から肌をいたわる

そんな視点を、ぜひこの時期に取り入れてみてくださいね。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。