こんにちは。鍼灸院ひなたの髙木です。

GW、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
お出かけ、旅行、久しぶりの再会など、心が弾む予定がたくさんの方も多いかと思います。

でも実はこの時期、「連休明けに不調を感じる」方が毎年とても多いんです。
そしてその不調は、“連休が終わってから”ではなく、“今の過ごし方”が原因で起こることも多い”のです。

連休明けに起こりやすい不調とは

東洋医学では、GWを含むこの時期は「肝(かん)」と「脾(ひ)」のバランスが揺らぎやすいとされ、以下のような症状が出やすくなります。
•朝がつらい・だるさが抜けない
 → 気の巡りが悪くなり、エネルギー不足のサイン
•胃もたれ・便秘・下痢
 → 暴飲暴食や冷たいものの影響で脾胃が弱っている可能性
•気分が乗らない・やる気が出ない
 → 肝の働きが乱れると、情緒や自律神経に影響が
•頭痛・肩こり・目の疲れ
 → 肝が「目・筋・気の流れ」と関係しやすい臓だからです
•眠りが浅い・夢が多い
 → 気血のアンバランスや自律神経の乱れが原因かも

これらの症状は、「気の巡りの停滞」「内臓の疲れ」「自律神経の乱れ」が複合的に関わっていることが多いです。

■ 今からできる!GW中のセルフケア3選


1.予定を詰め込みすぎない
 → 肝は「計画性・緊張」と関係します。予定に追われると気が張りつめて、あとからガクッと疲れが出ます。

2.温かい食事で胃腸をいたわる
 → 脾胃は湿気や冷えに弱く、食べすぎ飲みすぎで機能低下に。夜だけでも、汁物や蒸し野菜などを意識してみましょう。

3.寝だめより、起床リズムを守る
 → 自律神経は「朝の光」に反応して整います。夜更かしを控え、朝はカーテンを開けて光を浴びるのがオススメです。

■ 最後に

GWは心が開放される特別な時間。
でも、“心が遊んでいる間に体が無理している”ことにも気づいてあげてください。

連休明けを元気に迎えるために、「今」できるケアを大切に。
少しの意識で、カラダはしっかり応えてくれます。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。