
こんにちは、鍼灸院ひなたの寺嶋です。
今回はなかなか内膜が育ったないということに対して鍼灸師の視点からどんなことをした方がいいのかなどどうして内膜が薄くなってしまうのかということについてお伝えしていきたいと思います。
不妊治療をしていると内膜が十分に育っていないから移植はまた次周期にしましょうとなるケースがあります。
せっく準備してきたのにまた来月に移植が伸びてしまうと心も体も疲弊してしまいますよね。
必ずしも避けるのは難しいかもしれませんが、少しでも確率を上げていい内膜の状態で移植に備えるためにはいくつかできることがあると考えております。
まず内膜が育たない原因にはいくつかあります。
①年齢を重ねることによって内膜の育ちが悪くなる。
②ストレス
③ホルモンバランスの乱れ
④血流不全
⑤過去に子宮内膜にまつわる病気や手術を受けたことがある。
このような原因が挙げられます。
年を重ねることは避けられませんが、②、③、④へのアプローチをすることはできます。
ストレスに対してはご自身の中でリラックスできる方法を見つけていく。
例えば、瞑想をしてみたり、ヨガをしてみたり、自然に触れる、本を読む、好きなカフェでまったり過ごす。など。ポイントは携帯などの電子機器から離れること、いつもいる家や職場ではないところで過ごすなどがいいです。
ホルモンバランスの乱れは睡眠不足、首肩など全身の凝り、食事などから乱れます。
特に遺伝子組み換えの作物を使ったお菓子やジャンクフード、添加物や化学肥料、化学物質の入った食べ物。このようなものを取り過ぎてしまうと本来の体のホルモンの働きが抑制されてしまったり、逆に盛んになってしまったりします。
睡眠の質が低下することは成長ホルモンや、女性ホルモンの分泌を十分にできなくなり、結果として内膜を薄くするだけでなく、卵胞の成長が遅くなる原因にもなります。
なので十分な時間の睡眠(7.5時間)を取れるというのは大事になってきます。
睡眠の質を整えるのにも鍼灸は有効です。
血流不全は冷えや、自律神経、ストレスによって起こります。
温めてあげたり、上記のストレスを解消する方法をやってみたり、自律神経であれば、鍼灸がサポートすることが可能です。
不妊治療についてお悩みのことがありましたらいつでもご相談ください。