
こんにちは。鍼灸院ひなたの山元大樹です。
このブログにたどり着いてくださりありがとうございます。もしかすると、
- 朝起きるのがつらい
- 何をしても楽しく感じられない
- 薬を飲んでいるけど良くならない
そんな苦しみの中にいらっしゃるかもしれません。それは決して「気のせい」なんかではありません。
■ 「うつ病」は脳だけで起きているのではない
うつ病は、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れることで起こる――
これは医療の中でも一般的な説明ですが、実はそれだけでは説明しきれないことが、たくさんの臨床の中で見えてきました。
例えば、
- 自律神経のバランスが乱れ、呼吸が浅くなっている
- 睡眠の質が落ち、回復できるはずの夜に緊張してしまっている
- 腸内環境の不調が、感情の浮き沈みにも影響している
体が変われば、心も変わる。これは、現場で施術をしていると強く実感することです。
■ 鍼灸だからこそできる「うつ症状へのアプローチ」
鍼灸には、大きく4つの強みがあります。
1. 自律神経の調整
交感神経と副交感神経のバランスを整えることで、「戦っている状態」から「休める状態」へと体を導いていきます。
2. 血流の改善
うつ病の方には「脳が重たい」「頭がぼーっとする」という症状がよくあります。
これは首肩の緊張による脳血流低下が背景にあることも。鍼で首の緊張をゆるめ、頭への酸素供給を改善をきたいできます。
3. 睡眠の質向上
夜に目が冴えて眠れない、途中で目が覚める。
そんな方に対しては、睡眠も運動の一部であるという仮説をもとに「自然な眠り」をサポートします。成長ホルモンの分泌も促していくことが期待できます。
4. 体のこわばりをほぐし、自己肯定感を取り戻す
鍼灸の刺激は、身体の内側から「私はまだ回復できるんだ」という感覚を呼び起こします。
これは「自己治癒力」を信じ直すきっかけになり、薬や言葉だけでは届かなかった深い部分に届く力があります。
■ 「薬と併用しても大丈夫ですか?」という質問に答えます
はい、ほとんどの場合、問題ありません。当院では、医師の処方を否定せず、その上で「自然治癒力を引き出す補完療法」として鍼灸を提供しています。「薬は必要だけど、薬だけじゃ足りない」そんな方のために、もう一つの支えになれるよう日々施術しています。
■ 最後に、これを読んでいるあなたへ
この文章をここまで読んでくださったあなたは、「なんとかしたい」と願っている方だと思います。
本当に、よくここまで来ました。
ひなたには、
- 薬では届かない「体の声」に耳を澄ます施術
- 自分のペースで進んでいける優しい空間
があります。
「頑張らなくていい。でも、あきらめなくていい」そんな想いで、あなたをお待ちしています。
鍼灸院ひなた 院長 山元大樹