
こんにちは。
鍼灸院ひなたの髙木です
夜、寝ても疲れが取れない…。
そんなお悩みを感じたことはありませんか?
実はその原因、「寝る体勢」にあるかもしれません。
私たちの身体は、眠っている間に回復しようと働きますが、体勢によっては筋肉や内臓に負担がかかり、十分に休めていないことがあります。
鍼灸師から見た「寝る体勢」と健康の関係
東洋医学では「気血水(きけつすい)」の流れが滞ると不調が現れると考えます。
寝る体勢が偏っていると、血流やリンパの流れが妨げられ、首・肩こり、腰痛、むくみ、冷え、不眠などの原因になることも。
また、体の左右差が強い方は、無意識のうちに“楽な側”を下にして寝てしまう傾向があり、歪みを助長することもあります
おすすめの寝る体勢
• 仰向け寝:全身の重力が分散されやすく、背骨のS字カーブを保ちやすい。呼吸が深くなり、自律神経が整いやすい体勢。
• 横向き寝(左を下に):消化器にやさしく、胃もたれや逆流性食道炎の方におすすめ。
• うつ伏せ寝:首や腰に負担がかかりやすく、長時間は避けましょう。
寝返りは「体の歪みを整える自然な整体」です。
寝返りが打てる寝具環境(枕の高さ・マットレスの硬さ)を整えることも大切です。
鍼灸でサポートできること
鍼灸では、身体の緊張をゆるめ、睡眠の質を高める施術を行っています。
特に「首肩のこり」や「呼吸が浅い方」「足が冷える方」は、寝る体勢が整いにくいため、鍼灸でバランスを整えることで自然と“楽に寝られる姿勢”に戻っていくことが多いです。
まとめ
睡眠は“人生の3分の1”を占める大切な時間。
その時間をより良いものにするために、寝る体勢を見直すことは健康づくりの第一歩です。
もし朝起きても疲れが取れない、体のどこかが痛いと感じる方は、一度ひなたで身体のバランスを整えてみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。


