
〜薬だけに頼らない、鍼灸による根本ケア〜
こんにちは。鍼灸院ひなたの院長、山元大樹です。
「ズキズキと脈打つ痛み…」「光や音に敏感になる…」「吐き気で仕事どころではない」——片頭痛は、一度発作が始まると生活の質を大きく損ねます。
本記事では、
- 片頭痛の特徴と発症メカニズム
- 鍼灸がもたらす作用(西洋医学・東洋医学の視点)
- 科学的エビデンスが示す臨床効果
- ひなたの具体的施術フロー
- よくあるご質問
をご紹介し、あなたの片頭痛改善へのロードマップをわかりやすくお伝えします。
1. 片頭痛とは?──特徴とメカニズム
- 痛む部位:こめかみ〜側頭部が多く、片側だけに強く出ることも
- 痛みの性質:脈打つようにズキズキと響く。動くと悪化し、嘔吐や光・音への過敏を伴う
- 誘因例:ストレス、睡眠不足、月経、気圧変化、特定食品など
- 発症メカニズム:
- 三叉神経血管系の過敏化 → 血管拡張
- CGRPやサブスタンスPなどの神経ペプチド放出 → 炎症誘導
- 痛みが増幅 → 発作継続・再発
薬物療法(トリプタン系、予防薬)で効果が不十分な方や副作用に悩む方が多いのが現状です。
2. 鍼灸が効く4つのポイント
① 自律神経調整
鍼灸は副交感神経を優位にし、交感神経の過緊張を緩和。
「緊張モード」から「休息モード」への自然な切り替えを助け、発作の起点となる神経興奮を抑えます。
② 血管・神経炎症の抑制
鍼刺激が痛み物質(CGRPなど)の過剰放出を抑え、硬膜周囲の炎症細胞活性をダウンレギュレート。
結果として、血管拡張・炎症のサイクルを断ち切ります。
③ 内因・脳疲労のケア
慢性化した片頭痛はブレインフォグや倦怠感を伴うことも。
肝臓・胃腸の血流を改善し、内臓疲労を回復。さらに頭部のこめかみ・首付け根へのアプローチで脳の血流バランスを整えます。
3. 科学的エビデンス
- RCT・メタアナリシスでは、鍼治療は通常ケアと比べ片頭痛発作頻度を有意に減少。発作強度・継続日数の短縮効果も確認。
- 比較試験では、鍼灸群が予防薬と同等以上の頭痛日数減少を示し、副作用は鍼灸の方が少ないと報告。
- 国際ガイドライン(英国NICE)やWHO見解でも「薬物療法無効時や併用療法としての鍼灸」を推奨。
これらは、薬物療法の“補完”あるいは“代替”として、鍼灸が臨床上有効な選択肢であることを裏付けています。
4. よくあるご質問(FAQ)
Q1. 何回で効果が出ますか?
A. 人によって変わりますが5回~10回を目安に変化を追います。
Q2. 薬との併用は?
A. 可能です。薬を続けながら鍼灸を併用し、徐々に薬量を減らす方が多いです。
Q3. 鍼は痛い?
A. 細い鍼を使用し、ほとんど痛みは感じません。不安な方にはお灸のみや刺さない鍼もご提案します。
Q4. 他の症状も診てもらえる?
A. 肩こり・首こり・自律神経失調・不眠など、片頭痛に関連する不調も一緒に整えます。
5. 一歩目は「相談すること」
「片頭痛は治らない」とあきらめていませんか?
薬だけに頼らず、根本から改善を目指すなら、ぜひ鍼灸院ひなたへご相談ください。
つらい片頭痛から解放される未来を、私たちと一緒に築きましょう。
鍼灸院ひなた 院長 山元大樹
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