お悩み・自覚症状

全身の疲れ、むくみ、顔の非対称、頭の張り感 を感じており、特に年末年始頃から疲労の蓄積が顕著になった。
旦那さんの出張中にワンオペで子供2人の育児をしていたことがきっかけで、症状が悪化し辛いと鍼灸院にご来院されました

(30代 女性)

施術内容と経過

・初診-美容鍼-

検査
頭熱足寒
左肩周囲の筋緊張が強く、筋肉の盛り上がりがありました。
首を後ろに反らす際に、詰まり感や抵抗感があり、頸部後屈の制限が示唆されます。
首を左右に傾ける動作で、各側面に緊張感や張りが認められました。
腹部においても、全体的な張りや緊張感が見受けられ、内臓や筋膜のバランスに乱れがある可能性が示唆されました。

治療
全身の疲労とむくみを改善するため、三焦系の流れを整える施術を実施し医療美容鍼を行いお顔も整えていきました。

治療後は身体が軽くなった変化がありました。

・2診目
腰の痛みは無くなり、浮腫や首肩こり、全身疲労はまだ残っている。

治療
肩甲骨のツボ、手、足のツボを使い肩こりや浮腫を流していきました。背部調整を行い全身の疲労が楽になるよう治療をしました。

治療後
肩甲骨の開放感があり、疲労感が取れました。

3.4診目-美容鍼-
疲労感や肩凝りが取れた。顔の凝りや浮腫が気になる
肩甲骨の開放させるツボを使いお顔や頭皮に鍼をし凝りや浮腫を取り除きました。前回お伝えしたお顔のマッサージをしたことにより顔のパーツが中心により小顔になる変化がありました。治療後の肩や顔の楽さがありました。

 

現在も治療は続けていき、ケアをしつつ健康自立を目指していきます。

 

考察 : 全身の疲労感やむくみ、顔の非対称 は、長期間のワンオペ育児によるストレスや疲労の蓄積 が主な要因と考えられる。

また、睡眠の質の低下、冷え、姿勢の崩れ(巻き肩・骨盤の歪み) も症状を悪化させる要因となっていた。

施術では、全身の血流を促進し、自律神経のバランスを整える ことで、徐々に疲労の回復や睡眠の改善が見られた。
また、顔の非対称は、筋緊張や姿勢の影響を受けやすいため、継続的なケアが必要 であると考えられる。

主に使用したツボ
足三里 外関 気海 中脘 th3(3) 顔鍼 ジョウコキョ 合谷 シトク 百会

※施術の効果は個人差があります。