こんにちは!鍼灸院ひなたの寺嶋です☺️

先日いつも鍼のセミナーでお世話になっている整動協会で開催されている活法のセミナーに参加してきました🙌

毎回技術のセミナーは感動ものなのですがより感動したのでその感動を皆さんにお伝えしたくブログにまとめました!!

活法って??

広義では人を活かす方法すべてが活法と言える。活法は武術の裏技として受け継がれてきましたがその多くが現代に至るまでに消滅してしまいました。
現代に残ったのは一部であり、セミナーで継承されているものは一部だそう。
ルーツは戦国時代。
当時の武術には人を殺める殺法と蘇生を目的とする活法がありました。
殺法は古武術として現代に伝承されています。一方活法の多くは歴史の中に埋もれ、一部が伝承されているのに過ぎないです。
武術の腕次第で生死が決まる時代、稽古の厳しさは容易に想像できます。
怪我は日常茶飯事、当時は誰でも医者に診てもらう環境ではなかった。
傷ついたものが稽古を続けられない時、負った傷はその場で癒さなければならなかった。
戦においても、傷ついた者は、その場から逃げられなければ死を待つだけ。
武術と医術が表裏の関係になったのは、こうした戦国時代という時代が大きく影響していると言われます。

その時の時代を生きた人たちがなんとしても命を紡ぐために生まれたと思うと、それが今にも継承されているというのが本当にすごいなと。

日本って素晴らしい。

活法を学ぶ上で日本の国家の話や、神についての話が出てきます。

正直何にも意味も知らず国歌斉唱していた私は暗い曲なのかな〜くらいに思ってました。
でも違かったんです。

完璧に成長した男女が時代を超えて永遠に1000年も万年も、生まれ変わったもなお結束し、協力しあい、団結して、硬い絆と信頼で結びついていこう

という歌だったんですよね。素敵だと思いましたし日本人なのに知らなかったことに驚愕でした´д` ;

だからこそ世界で最も古い国、日本でもあるんですね、JAPAN恐るべし。

活法のベースの思想には三位一体というのがあります。

三位とは「身」「心」「神」で「身」は肉体を、「心」は精神を、「神」は神霊をあらわします。

神霊は全てのものに霊が宿るという自然霊の考えから「環境」に置き換えて理解できます。

3つを総合的に対応することで調整がうまくいく。という話です。

活法を学びながら先人が生きるか死ぬかの瀬戸際で活法や鍼灸を後世に残してくれたということが本当にありがたいなと感じました。
また武術は習っていないですが、歴史や、武術に憧れを持っている私からしたら活法の講義はすごく奥深く、日本の良さも知れて感動ものでした。

臨床でも使っていけるよう日々精進していきます。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました☺️