お悩み・自覚症状

学生の頃から、ストレスがかかると胃のもたれを感じ、時々喉の違和感もあった。社会人になってからはそれらの症状に加えて、側頭部痛や熟睡感に乏しい睡眠などの症状があった。倦怠感も見られたため受診した。

(30代 女性)

施術内容と経過

初診時は腹部の硬さと冷え、肩甲間部から肩にかけて緊張が抜けない様子だった。下肢も非常に冷えており、お灸の熱が感じないほどだった。

主として接触鍼をもちい、胃腸を整えることで巡る力を取り戻すことから、今ある症状の軽減を図ることとした。

初診で硬かった首回りが楽になったため、二診め以降も方針は変えず実施。三診めになると食欲も出て、お灸の温かさも実感できるようになった。接触鍼と併せて、腹部の硬さに対応する四肢のツボに鍼をすると、より腹部が緩むようになった。自宅でもお灸をしていただき、セルフケアにも意欲的に取り組んでいただいた。四診めになると熟睡感がでて、喉の違和感も消失。

状態が安定するよう、現在も通院中。

使用した主なツボ 手三里 四瀆 開魄 地機 等

※施術の効果は個人差があります。