お悩み・自覚症状

1人目を出産後、しばらくして再婚し、2人目を試みるも、
流産を2度経験し、お医者さんには不育症と診断され、夫婦共々いろいろな検査をしたが、これといった原因はみつからず、精神的にも不安定な状態が続いていた。
病院には通っていたが、自分でもできることはないかと検索して養命酒を飲んだり、大好きなお酒もやめてはみたが仕事のストレスもありいまいち効果を感じられなかった。

(30代 女性)

施術内容と経過

初診時
来院時は38才 肩こり腰痛、冷え、ストレスを抱えていた。人工授精をされていました。
流産を2度経験して表情もかなり暗く、リラックスを全くできていない状況だったため、呼吸法をお伝えし、実践してもらった。

2~6診目
基本的には1診目で使った経穴で効果はあったのでそのまま続けていった。
そうしたら徐々に肩こりや腰痛が落ち着いてきた。

3か月経ったころから頭痛や、肩こり、腰痛、が楽になり、冷えも解消されてきた。

通う頻度をそこから週1から2週に1回に切り替え、続けると通い始めて8か月で妊娠が確認され、妊娠した後も安定的に子宮の血流をよくして流産しづらくするために鍼灸を続けて頂いた結果、無事に出産を終えることができた。


主に使ったツボ
【合谷、中院、関元、太渓、太衝、陰陵泉、天柱、風池、肩井、肝兪、腎兪、次髎、崑崙】

考察とまとめ
流産からも精神的に負担がかかっていたが、それだけではなく仕事の忙しさ等からもストレスがかかっており、血管が収縮することによって血流が悪くなり、
肩こりや、首こり、また上半身に熱がたまりやすく足元が冷えやすくなってしまっていた。それらの症状が改善してきたところで妊娠されたので、妊活している方にとって器質的な問題はなくても精神的なストレスを取り除き、血流を良くしておくことが大切だと考える。

※施術の効果は個人差があります。