お悩み・自覚症状

眼精疲労、若干腰痛、首痛、6歳の頃に扁桃腺をとった。
ストレスが強い。3月まで大学院生で4月から会社員。5月末までは研修で在宅だったが、5月末から出勤して、7:30くらいから18:00すぎくらいまでお仕事。
人間関係は良好だが、大学の頃の生活に対して一気に仕事量が増えて大変とのこと。もともと視力が0.01とかだったけどさらに悪くなったと視力検査をして分かった。
学生時代は陸上、短距離走をしていた。そのときに怪我をして鍼灸に行って2回受けてよくなった。その時から健康に対してよくしておきたい気持ちがある。

(20代 男性)

施術内容と経過

初診時
眼精疲労と首肩こりが強くありました。眼精疲労だけでなく、腰痛も少しある状態でした。
学生からの社会人で生活にギャップがあり、かなりストレスも強くありそうだなと感じ、眼精疲労の治療もしつつ、ストレスで交感神経が高まっているものを鍼灸で抑えるように治療しました。

2診目
初診のあと、お腹がゆるくなったとのことでした。
2日後には落ち着いて、首肩こりも少し楽とおっしゃっていました。
2診目もかわらず、初診時を同じように治療していきました。

3診目~
3診目からはお腹が緩くなることはなく、首肩コリも徐々に凝りづらくなりました。一番困っていた眼精疲労も鍼灸を受けながら、仕事にも慣れたことで辛くてしんどいみたいになることは減りました。
ご自身の希望で、仕事が忙しいため、メンテナンスで鍼灸を通いつつ身体を整えたいとのことで、今も通われています。

考察・まとめ
2診目にお腹がゆるくなったのはおそらく、自律神経がかなり乱れていて、鍼灸をして自律神経が整ったことにより緩んだことによるのではないかと思っています。
実際3診目以降は鍼灸の後にお腹が緩くなることはなかったです。
急激な仕事量の増加により一時的に目周りの血流が悪くなり、視力にも影響していたのではと考えます。

よく使用したツボ
関元、太陽、百会、印堂、太渓、復溜、肝兪、腎兪

※施術の効果は個人差があります。

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