
― 胃の不調が続くあなたに、「鍼灸」という選択肢を ―
こんにちは。鍼灸院ひなたの山元大樹です。
「胃が重い」「食後にすぐお腹が張る」「なんだか気持ち悪い…」
そんなつらさが続いているのに、検査では「異常なし」と言われてしまう。
その苦しさ、実は**機能性ディスペプシア(FD)**という病気かもしれません。
このページでは、私たちの得意分野でもある「鍼灸」が、機能性ディスペプシアにどう役立つかを、医学的根拠と実際の施術経験をもとに、丁寧にお伝えします。
■ 機能性ディスペプシア(FD)とは?
機能性ディスペプシアとは、胃や腸に明らかな異常がないにもかかわらず、
- 食後すぐに満腹感
- 胃のもたれ
- 心窩部(みぞおち)の痛みや灼熱感
- 吐き気、げっぷ、食欲不振 などが続く状態
を指します。
日本人の約15〜20%が該当すると言われ、ストレスや自律神経の乱れ、生活習慣の影響が深く関わっていると考えられています。
■ 薬だけでは改善しきれない理由
FDでは、薬(胃酸抑制薬・消化管運動促進薬・抗不安薬など)が使われることもありますが、根本原因にアプローチできていないケースも少なくありません。
なぜなら、この不調の根底には、
- 胃の動きの低下(胃排出遅延)
- 内臓の過敏性
- 脳と腸のコミュニケーション異常(脳腸相関)
- 自律神経の乱れ(交感神経優位)
- 感情やストレスとの深い関係
など、“目に見えないバランスの乱れ”が関わっているからです。
■ 鍼灸が選ばれる理由
◎ 体の内側から整える
鍼灸は、体にそっと刺激を与えることで、自律神経のバランスを整え、血流を改善し、内臓の働きをやさしくサポートします。
最新の研究では、鍼灸によって…
- 迷走神経が活性化し、胃腸の働きが改善される
- 胃の動きを調整するホルモン(モチリン・グレリン)が増加する
- 胃の電気的活動(胃電図)が正常化される
- 心のストレスが和らぎ、不安・抑うつが軽減される
…といった科学的な作用が確認されています。
さらに、薬との併用でより高い効果が得られるという報告もあります。
■ ひなたの鍼灸は、なぜ違うのか?
当院では、**表面的な症状だけでなく、その背景にある「体と心の関係性」**を丁寧にひも解いていきます。
▶ 触診による反応点チェック
腹部や背部の反応を手で確認し、「今、内臓がどうなのか?」を評価します。
▶ 整動鍼によるピンポイントな調整
足三里・四瀆などの要穴に、繊細な鍼を用いて「胃」を整えます。
▶ 東洋医学の視点も統合
“脾胃虚弱”“肝気うっ滞”といった東洋医学の見立ても活かし、体質やストレス状態に合わせて治療設計します。
▶ 患者さんの声
「ずっと胃が気持ち悪くて薬を飲んでいたけど、はじめて“安心した”気持ちになりました」
「ごはんを“おいしい”と思えたのが久しぶりでした」
― そんな声を多くいただいています。
■ よくある質問(Q&A)
Q. どのくらいで効果が出ますか?
A. 体質や生活習慣によりますが、3〜5回の施術で変化を感じる方が多いです。初回で“呼吸が楽になった”“胃が軽くなった”という声も。生活が元に戻るまでに約4ヶ月ほどお時間を頂いております。
Q. 鍼は痛くないですか?
A. 髪の毛ほどの細い鍼を使用し、ほとんど痛みはありません。多くの方が「え、もう刺さってるんですか?」と驚かれます。
Q. 病院と併用しても大丈夫?
A. もちろんです。医師の治療を受けながら、補完的に鍼灸を取り入れる方も多くいらっしゃいます。
■ 最後に ― あきらめないでください
機能性ディスペプシアは、「見えない不調」に悩む方が本当に多い病です。
でも、あなたの体はちゃんと「サイン」を出してくれています。
もうひとつの医療、鍼灸という選択肢。
その声を、私たちは丁寧に受けとめ、一緒に向き合います。
ずっとご不安を抱えたまま、
治療院探しに時間とお金をかけるのは
最後にしてほしい。
ぜひ辛い症状やお悩みを
ご相談ください。
03-6823-4230
受付時間:9:30~21:00
LINEのメッセージでもご予約を承ります
過敏性腸症候群・
胃腸障害の症例報告
仕事のストレスから突発性難聴まで発症した方の改善した症例
過度の質と量の仕事によりストレス、心身疲労で体調が崩れる。2022年8月にコロナに罹患、その後過活動膀胱と過敏性腸症候群のような症状が発症。2023年1月に法事で金沢へ。その帰り道にいきなり突発性難聴
幼少期からのIBS、逆流性食道炎が繰り返していた症例
朝方の胸焼け、食後の胃に残る感じや張る感じ。食事の量を多く取れないので、エネルギー不足になっていることを感じている。また、体重がどんどん減っていて筋肉量もなくなっている。 腹痛や気持ち悪さもあり休職中