お悩み・自覚症状

仕事と研究で多忙の中、慢性的に首肩が重く硬い状態。ひどくなると眼精疲労や頭痛に発展することもある。噛みしめは10年来あり、直近1~2か月が酷く筋弛緩剤の処方を受けている。マウスピースもあるが眠りが浅くなるため、作り直すことを検討中。腰はひと月ほど前より左股関節から腰にかけての違和感が出た。

(30代 女性)

施術内容と経過

一診目〜同一姿勢での作業やストレスの高い日々から、背部や顎に影響が出たこと、合わせて熱の偏重が起きたと考えた。
症状に対し対応する手足と背部のツボを用いたところ、症状の軽減が確認できた。
三診目、腰から股関節は気にならなくなり、起床時に首の凝りを感じるとの訴えが聞かれた。噛みしめは改善傾向にあった。今抱えている状況もうかがいながら、首の反応やお腹の反応に対応するツボと、今までの症状の経過を見ながら施術した。
五診目、右頬から方にかけての引きつり感と喉の違和感を訴えられる。症状の変化がみられたため、喉や右側の症状に対応するツボに鍼をしたところ、ひきつり感と違和感が軽減した。

主なツボ 外谷、養老、開魄、陽補、志室、帯脈、脊際、百会、曲池 など

※施術の効果は個人差があります。