お悩み・自覚症状

便秘ぎみからくる下腹部のはり。
肩こり、眼球疲労、ストレスを感じていました。

去年が特にストレスピーク。
上司と考え方が合わなくて辛かった。
今年に入って少し折り合いをつけて仕事をできるようになってきたがそれでもまだストレスはある。

寝れてはいるけど疲れて寝るような感じ。
朝スッキリ起きる感じはない。


歯軋りはありそう。
眼球疲労は辛いと頭痛に近い感じになる。

(30代 女性)

施術内容と経過

【初診】
来院時、ストレスも抱えていたためか、体内に熱が溜まり、肩こりや、首こり、お腹の張りもそこから来ている感じで、
肌荒れも気になっていらっしゃいました。
治療としては上半身に溜まった熱をおろし、下半身が温まるような治療、自律神経的には交感神経が高まっていたので副交感神経に働きかけるような治療をしていきました。

【2診目】
眼球疲労はやはりあるけれど2回くらい便がスッキリでた。
肌の調子もいい気がするとのこと。
今月まだ生理がきてなくて、月初からすこし不正出血あり。
今日くらいに生理予定とのことでした。
治療としては生理というのは東洋医学的に脾臓との関わりが大きいので、脾臓の調整をしつつ、熱を下す治療をしていきました。

【3診目】
眼精疲労は1週間くらい持って、今日久々に感じたとのこと。
前回の後、生理もきたとのこと。

【4〜6診目】
少しずつ自分の体に目を向けることにも慣れてきて、ストレスに対する理解とストレスに対抗する力を養っていけるようコミュニケーションを取ったり、治療はこの頃は結構、肝臓に対する負荷が大きかったので、そこをサポートするよう治療を行いました。

【7診目以降】
かなり身体の熱が溜まりづらい状態になってきて、首肩こりもなりづらくなったり、首肩こりを感じたとしても、少し経つといい状態に戻るようになってきました。
治療としては吸角も使用したりして鍼灸だけでのアプローチ以外もしつつ整えています。
今ではだいぶご自身の力でいい状態に戻せるようになってきたのでメンテナンスとして鍼をしつつ、より養生を実践してもらうことで体調を維持されています。

【よく使ったつぼ】
合谷、開魄、攅竹、肝兪、脾兪、肩甲骨周り

※施術の効果は個人差があります。