―自律神経と心のバランスを整える、やさしい医療―

こんにちは。鍼灸院ひなたの山元です。

「急に胸がドキドキする」「脈が速くて不安になる」「検査では異常なしと言われたけど、つらい」
このような“動悸”に悩む方は、年々増えています。

特に近年はストレス社会やスマートフォン・PCなどによる緊張状態の継続で、自律神経が乱れやすく、動悸や息苦しさ、胸の不快感を訴える方が多くなっています。

でも、安心してください。
鍼灸には、そうした目に見えにくい不調を整える力があります。


◆ 動悸の正体とは?

動悸とは、心臓の鼓動を「自分で強く意識してしまう状態」です。
心拍が速くなったり、不規則になったり、胸がざわざわしたりと感じることが多く、病院で検査をしても「異常なし」と言われるケースも少なくありません。

実はこうした動悸の多くが、自律神経の乱れストレス・ホルモンバランスの変化など、「検査に現れにくい不調」によって引き起こされています。


◆ なぜ鍼灸が動悸に効くのか?

鍼灸は、全身のバランスを整えながら、心と体の「本来の調和」を取り戻す手助けをする医療です。

特に動悸に関しては、

  • 交感神経(緊張)と副交感神経(リラックス)の調整
  • 首肩・胸周りの緊張をゆるめ、呼吸を深める
  • 心のざわつきや不安感を鎮める
  • 血流を促し、身体を“安全な状態”に戻す

といった複数の角度から働きかけることができます。

実際、「治療中に眠ってしまった」、「終わった後は不思議なくらい落ち着いた」と感じる方も多く、薬に頼らず“本来の自分”を取り戻すような変化を体験される方がいらっしゃいます。


◆ 東洋医学での「動悸」の捉え方

東洋医学では、動悸は「心(しん)」や「腎(じん)」、「気血」の乱れとして捉えられます。

  • 心気虚・心血虚:元気や血の不足によって不安定になる
  • 心腎不交:心と腎(感情と体の根本)がうまくつながらず、落ち着かない
  • 気滞・瘀血:ストレスや緊張で巡りが悪くなる

このように、動悸を「心と体の両方のサイン」として診ていくのが東洋医学の特徴です。


◆ 鍼灸によって改善した実際の症例

いくつか、実際の臨床例をご紹介します。

● 心室性期外収縮の男性

薬を使っても改善しなかった不整脈の症状が、鍼灸を6週間続けることで1/4以下に減少。不安感や胸の不快感も改善しました。

● ストレス性の動悸を訴える女性

緊張しやすく夜も眠れなかったが、週2回の施術を3週間続けた結果、ほとんど動悸を感じなくなったと語られました。

● 自律神経失調症と診断された男性

不眠・めまい・動悸の症状がありましたが、鍼灸で少しずつ心身が整い、日常生活に支障がないレベルまで改善しました。


◆ 現代医学との併用も可能です

鍼灸は、薬物療法と併用することで相乗効果を生むこともあります。

特に、動悸の中でも不整脈に対しては、抗不整脈薬と鍼灸の併用で有効率が上がったという臨床報告もあります。
西洋医学だけでは手が届かない部分を、東洋医学がやさしく支えてくれるのです。

もちろん、当院では医師による診断を受けている方にも安心して施術を受けていただけるよう、配慮しております。


◆ 最後に ― 体からのサインに気づけた、あなたへ

動悸は、とても不安になる症状です。
けれどそれは、あなたの体が「ちょっとがんばりすぎてるよ」と教えてくれているサインでもあります。

「原因がわからないからこそ、不安が消えない」
「周りには伝えにくくて、一人で抱えてしまう」

そんな方にこそ、鍼灸はそっと寄り添う医療になれると私たちは信じています。

症状の奥にある、あなたの“本当の声”を一緒に聴き、整えていけたら嬉しいです。


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