
■その疲れ、もしかして“デジタル疲れ”かも?
「寝ても疲れが抜けない」
「肩と首がずっと重い」
「目の奥がズーンと重い」
最近、そんな声をよく耳にします。
でも病院に行っても「異常なし」と言われる。
それでも、確かに不調はある――。
もしかすると、それは**“デジタル疲れ”**かもしれません。
スマートフォン、パソコン、タブレット…
1日に何時間、画面を見ていますか?
気づけば、朝から晩まで目も神経も酷使している。
その蓄積が、あなたの“元気”を奪っているかもしれません。
■「デジタル疲れ」って何?
デジタル疲れとは、
長時間のデジタル機器の使用によって起こる身体的・精神的な不調のことです。
- 目のしょぼしょぼ感、視界のぼやけ
- 肩こり、首こり
- 頭の重だるさ
- イライラや集中力の低下
- 睡眠の質の低下
主な原因は、
- ブルーライトによる網膜・脳の刺激
- 瞬きの減少によるドライアイ
- 同じ姿勢の固定化
- 交感神経の過剰な緊張状態
つまり、これは単なる「目の疲れ」ではなく、
自律神経や血流、脳のパフォーマンスにまで影響を及ぼす全身症状なんです。
■東洋医学でみる「デジタル疲れ」
東洋医学では、目の疲れは「肝」と深く関係しています。
「肝は目に開竅す」
これは、肝(=血を蓄え、気を巡らせる臓)が目の働きに直結しているという考えです。
長時間の画面注視で目を酷使すれば、肝の“血”を使い果たしてしまう。
さらに、肝の気が滞ると、イライラ、不安、睡眠障害といった情緒の不安定も現れます。
つまり、「目の疲れ」は、「心の疲れ」や「神経の乱れ」とセットなんです。
■鍼灸ができること
鍼灸には、以下のようなアプローチがあります。
① 首肩と目のつながりを整える
特に後頭部~側頭部の筋肉は、目の緊張とリンクしています。
当院では、整動鍼を使って、首から目にかけての連動を解く施術を行っています。
② 全身から「目の疲れ」をとる
「目が疲れているのに、足に鍼?」と思われるかもしれませんが、
整動鍼では手足のツボを通じて、体全体の流れを整えます。
これは、目だけでなく、体全体の“疲れ方のクセ”を正すための方法です。
③ 自律神経をリセット
鍼灸は、副交感神経を優位にし、
心身ともに深いリラックス状態をつくることができます。
■ひなたの視点:目の奥にある“取り切れない疲労の原因”をゆるめる
当院では、患者さんの「目の疲れ」に触れるとき、
ただ症状だけでなく、その人の生活の背景にも寄り添います。
- 画面を見ていないと、仕事が進まない
- 休むことに罪悪感がある
- 頑張るほど、目が痛む
そんな“取り切れない疲労の原因”が、身体に蓄積していく。
だからこそ、**鍼灸という「一旦ピットインする時間」**が必要なのです。
■こんな声をいただいています
- 「目がスッと開く感じがして、視界がクリアになった」
- 「首が軽くなり、呼吸も深くなった」
- 「目の疲れが心の疲れだったことに気づけた」
- 「夜の寝つきがよくなり、朝のダルさが消えた」
■日常でできるセルフケアも大切に
- 画面を見る時間を区切る(1時間に1回は目を休める)
- 湯船に浸かる
- ストレッチや深呼吸で姿勢と神経をゆるめる
- アイマスクやホットタオルで目を温める
でも、それでも辛いときは、
無理せず、頼ってください。
■最後に:目の奥の疲れを、そのままにしないで
目は「脳の一部」とも言われています。
目の奥の疲れは、神経や心のSOSであることも多い。
それを「まだ大丈夫」と放っておくと、
慢性的な不調や気分の落ち込みにつながることも。
鍼灸は、あなたの身体の声を整え直す手段です。
いつでも、立ち止まるための場所を用意して、お待ちしています。
ずっとご不安を抱えたまま、
治療院探しに時間とお金をかけるのは
最後にしてほしい。
ぜひ辛い症状やお悩みを
ご相談ください。
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受付時間:9:30~21:00
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眼精疲労の症例報告
デスクワークでの眼精疲労がよくなった症例
眼の疲れによって仕事に集中できていなかったり、パフォーマンスが下がってきそうなので事前にケアしていきたい。 頭痛があることで、休日も運動よりも休むことを優先してしまう。