こんにちは!鍼灸院ひなたの寺嶋です☺️

本日は不妊治療の現場をお伝えするべくまとめてみましたので参考にしてください。

近年の不妊治療の現場では胚質不良による難治性不妊症患者さんが増えています。

これらの患者さんの治療には難渋を極めています。

胚質不良の原因としては

・核の以上

・細胞質の異常

細胞質の異常の要因として特にミトコンドリアの機能異常が果たす役割が大きいとされます。

ミトコンドリアとは?

→ミトコンドリアは、細胞内に存在するエネルギーの「工場」とも呼ばれる細胞小器官です。細胞の活動エネルギーとなるアデノシン三リン酸(ATP)を生成する役割を担っています。

ミトコンドリアの機能異常はなぜ起こるか?

→第一に考えられるのは心理的ストレス。

不妊治療には重度のストレスが伴います。

心理ストレスがかかると人間の体に酸化ストレスを増大し、顆粒膜細胞のアポトーシスそしてエストラジオールの分泌不全を引き起こします。

※アポトーシスとは

→細胞が自然死する現象で、プログラムされた細胞死とも呼ばれます。個体を健全な状態に保つために、あらかじめ遺伝子に組み込まれたプログラムによって引き起こされます。

※エストラジオール(E2)

→女性の月経や妊娠、出産に重要な役割を果たす女性ホルモンの一種。

結果として卵子の質が低下すると考えられます。

また他方で酸化ストレスはMPF分泌の不安定性をもたらし、これがミトコンドリア由来の卵子アポトーシスにつながります。

→第二の原因として大気汚染が考えられます。

特に排気ガスがミトコンドリアの機能低下を通して胎盤の機能低下を引き起こすと報告されています。

同様のメカニズムが卵子でも考えられます。

まとめ

心理的ストレスの緩和と環境因子の改善をすることによって不妊治療を成功させていくための重要なポイントになってきます。

不妊治療だけに頼るのではなく、ご自身でのストレス解消法を持ったり、忙しい方は鍼灸院などに頼っていただき、ストレスとの距離をとる時間、ご自身の身体と心に向き合う時間を作ってあげてみてください。

未来のあなたの赤ちゃんはまず、何よりもあなたの幸せを願っています。

どうか治療、仕事の毎日でご自身を大切にすることを忘れないであげてください。

自分の健康や自分の身の回りの幸せを大切にすることであなたの妊活がただ苦しいものでなくなるはずです☺️

鍼灸院ひなたでは身体と心に寄り添った治療を行っています。

もし誰かに頼ることが難しいと考えられている方がいたら、お力になりたいです。一度ご相談いただければと思います🙇‍♀️

鍼灸師 寺嶋