こんにちは!鍼灸院ひなたの寺嶋です☺️
最近、黄帝内経をまとめた書籍を読んで、なるほど!と思ったことを紹介したいと思います。
黄帝内経では人間の身体は自然の一部と考えています。
だからその自然界から離れた食生活や、文化を送っていると身体に不具合が起きてきますよ。
という内容を一つ一つ丁寧に分けていて、こうゆう身体からの症状や、反応は身体のこうゆうメッセージになるよ。と教えてくれます。
中でも私のなかで、すごく納得したのが、
現代科学は物事をより小さく、細かいレベルでちていこうとして新しい技術を開発する。
しかし短い期間の快適さを人間に提供しても真に幸福に役立つとは限らない。
昨今の環境問題の深刻さを見れば一目瞭然。
一本の木だけを望ましい状態にするような局所最適化という。部分的には問題ないけど全体的には不具合が起きる。
身体を診るにも局所最適化ではなく、全体最適化でなければいけない。
一本の木を見るには近づけばいいが、森をみるにはワイドアングルで物事を捉える必要がある。
東洋哲学がその視野を可能にする。
と伝えていて、東洋医学ではその方の身体にだけにフォーカスするのではなく、その人の持つ性格や特性、周りの環境などの複雑な関係を紐解きながら治療するものだと思っているので、
日々、情報収集をし、施術者としてワイドアングルを持ち続けられるようにしたいと思いました☺️
本日も最後までお読みいただきありがとうございました🙇♀️