
夏なのに冷えていませんか?
夏の暑さをしのぐために、今や欠かせない存在となったエアコン。
しかし涼しさを手に入れた一方で、気づかぬうちに体に不調が現れている方が増えています。
- 朝からなんとなくだるい
- 肩や首がこって頭が重い
- 手足が冷える
- 胃腸が動いていない感じがする
その不調、「クーラー病」かもしれません。
検査をしても異常なし。でも毎年夏になると決まって体調が崩れる──
今回はそんな“見えない不調”に寄り添いながら、鍼灸でできることをお伝えします。
クーラー病(冷房病)とは?
クーラー病とは、エアコンの効いた環境に長時間いることで、体温調節を担う自律神経が乱れ、全身にさまざまな不調が現れる状態です。
どんな症状が出るの?
- 肩こり・頭痛・腰痛
- 手足の冷え・むくみ
- 食欲不振・胃もたれ・便秘や下痢
- だるさ・疲れやすさ
- 不眠や睡眠の質の低下
原因は、外の暑さと室内の冷えとの急激な温度差や、冷たい飲食物の摂りすぎなど。
結果として、自律神経がうまく働かず、身体のバランスが崩れてしまいます。
鍼灸は、クーラー病にどう効くのか?
鍼灸は「ツボ(経穴)」を刺激して、からだ全体のバランスを整える伝統医療です。
特にクーラー病のように、自律神経の乱れ・血流の悪化・内臓の冷えが関わる不調には、大きな効果が期待できます。
鍼灸が果たす4つの役割
1. 自律神経を整える
鍼灸は、副交感神経(リラックス)を高め、交感神経(緊張)とのバランスを調整します。
→ 冷えに強く、巡りのよいからだへ。
2. 血流を改善する
鍼やお灸によって筋肉のこわばりを緩め、血の巡りをスムーズにします。
→ 肩こり・頭痛・むくみの軽減に。
3. 胃腸の働きを助ける
お腹周りのツボをやさしく刺激することで、胃腸の動きを自然に促します。
→ 食欲不振・お腹の張り・便通トラブルの改善へ。
鍼灸と併せてできる、夏のセルフケア
鍼灸で整えながら、日常でも小さな工夫を積み重ねていくことで、からだはもっと楽になります。
- エアコンの設定温度は外気との差を5℃以内に
- 冷たい飲み物を控え、温かいものを取り入れる
- シャワーだけでなく、湯船にゆっくりつかる
- 室内でも一枚羽織る、レッグウォーマーを使う
- 深呼吸やストレッチで、緊張をゆるめる時間をつくる
無理のない範囲で、自分にやさしい選択を。
まとめ ― 夏にこそ、「温めて整える」という選択肢を
クーラーは便利な道具。でも、私たちの体は思っている以上にその影響を受けています。
- 「なんとなく不調」が続く
- 夏がいつも苦手
- 病院では原因が見つからないけど、つらい
夏を、快適に、元気に乗り越えるためのパートナーとして、きっと鍼灸は力になってくれます。
あなたの体が、夏を楽しめますように。
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